三井住友フィナンシャルグループ(FG)は29日「三井住友カード」や「セントラルファイナンス(CF)」など傘下の信販・クレジットカード4社を来年4月に持ち株会社方式で経営統合すると正式発表した。11年度にはクレジットカード取扱高(4社合算)を12兆円に拡大、市場シェア20%を目指す。記者会見で三井住友FGの奥正之会長は「国内ナンバーワンのカード会社を目指す」と述べた。
三井住友FGが10月に新設する100%出資の中間持ち株会社を母体に統合する。4社をその傘下に取り込み、うちCFとクオーク、オーエムシー(OMC)カードの3社が来年4月に合併し、新会社となる。新会社は名古屋市に本社を置き、株式上場を維持。三井住友FGは合併新会社に対する出資比率を現在の30%程度から40%台に引き上げる方針。
4社はシステムや加盟店開拓業務を一体化。11年度のカード事業の年間営業利益(4社合算ベース)を現在の6倍以上の600億~700億円に高める。【斉藤望】

