中日・中村紀洋内野手(35)が、他球団への移籍を視野にフリーエージェント(FA)権を行使したことが14日、分かった。この日までに、球団に権利行使のための申請書類を提出。国内球団への移籍を最優先に、海外球団も含めてオファーを待つことになる。
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中村紀は、2006年オフにオリックスとの契約交渉がこじれて自由契約となり、翌07年2月、中日にテスト入団。育成選手を経て開幕直前に支配下選手となり、同年の日本シリーズではMVPに輝く活躍をみせた。
今季、2度目のFA権を取得したが、当初は“中日への恩義”から権利行使には消極的だった。だが、落合監督は来季は三塁に森野を置く構想を固め、中村紀は新井ら若手と一塁のポジションを競争させることを公言。中村紀にとって“三塁構想外”はショックで、中日と落合監督には感謝を表しつつ35歳という年齢からFA権行使は最後のチャンスととらえ、移籍を目指すことになった。
中村紀は今季から変更されたFA制度では、一切の補償を伴わない「Cランク」の選手としては初のFA宣言選手となる。複数球団が獲得に動くことが予想される。特に強打の内野手を探している楽天は早くから調査を進めており、20日の交渉解禁を待って、名乗りを上げるとみられる。
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