現地時間11日(以下現地時間)に行なわれた国際親善試合のフランス戦に2対0で勝利したアルゼンチン。なかでもFWリオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)は2点目のゴール挙げるなど、見事なプレーを披露したが、ディエゴ・マラドーナ監督はむしろ同選手の守備意識の高さを褒め称えている。ロイター通信が報じた。
フランス戦の終盤、テベスからボールを受けると、華麗なドリブルでDFウィリアム・ガラ(アーセナル/イングランド)を抜き去り、試合を決定付けるゴールを挙げたメッシ。試合後の記者会見でマラドーナ監督は「彼のプレーは素晴らしかった。まるでボールが体の一部のようだったね」と、同選手を絶賛した。
また、マラドーナ監督は「私が評価するのは、技術面よりもむしろ、彼とセルヒオ(・アグエロ)がすべてのボールに喰らい付いていったことだ。彼らは闘い、前進させず、よく守った」とコメント。美しいゴールシーンよりも、FW陣がみせた守備意識の高さを強く強調し、褒め称えていた。
さらにマラドーナ監督は、「選手時代、私を鼓舞してくれた監督がふたりいた。(セサル・ルイス・)メノッティと(カルロス・)ビラルドだ。彼らは私の背中を押し、ピッチの上で死んでもいいような気分にさせてくれた。だから監督として、選手たちを奮起させ、全力を尽くすように勇気付けなければいけない」と、指揮官として、選手たちのモチベーションを駆り立てることが重要だとした。
「ただ、常に選手次第だということを忘れてはいけないよ。この試合に勝ったのは彼らなんだ」と最後に笑顔で語り、少しサインに応じてから記者会見場から去っていたマラドーナ監督。これで10月の監督就任後2連勝を果たし、来月28日に行なわれるベネズエラとの2010年W杯南米予選の試合に向けて、弾みを付ける結果を残している。

