ウィルコムは、8月22日から24日まで東京ビッグサイトで開催された「グッドデザインエキスポ2008」にW-SIM端末のプロトタイプ「Kuma Phone」と「nico.Marble」を出展した。
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Kuma Phone(くまふぉん)は、2007年4月に行われた「WILLCOM FORUM&EXPO 2007」で初公開されたコンセプトモデル。PHSに必要な機能をモジュール化したW-SIMを使うことで、さまざまなジャケット端末を展開できることを示している。
初登場から何度かモデルチェンジを行ってきたくまふぉんだが、今回展示されたものは最終版に近く、「商品化を強く意識したもの」(説明員)だという。配布されたリーフレットには“¥55,000”と価格が5万5000円であることを示す表示もあり「企画した部署はかなり本気。発売するならこの金額」(説明員)とのことだが、本当に発売するかどうかは「検討中」とややトーンダウン。世界初の“ぬいぐるみケータイ”実現に向け、ウィルコム首脳陣の英断に期待したいところだ。
ぬいぐるみのデザインはアンティーク・テディベアのような細身で、WILLCOM FORUM&EXPO 2008やワイヤレスジャパン2008で展示されたものとは別もの。また、重量バランスのせいか座らせるとややうつむきがちになり、なんとも寂しげ。これは「“だれか電話してこないかな”とちょっと寂しく見えるようにした。Kuma Phoneに寂しい思いをさせないよう、たくさん電話してほしい」(説明員)からだという。
ぬいぐるみ内部にW-SIMと電源の単三形乾電池を内蔵でき、電話がかかってくると振動して着信を知らせるほか、左の手には発話、右の手には終話が割り当てられ、ぬいぐるみに内蔵されたマイクとスピーカーを使った通話が可能だ。足と手にそれぞれ異なる発信先を設定でき、手足を握るだけで最大4件の相手に電話をかけることができる。またハンズフリー機能も追加された。
一方のnico.Marbleは、「nico.」のカラーバリエーションといえる端末。色とりどりのダイヤルキーを備えており、その名のとおりマーブルチョコを使っている様に見えるのが特徴。仕様などはnico.と変わらないと思われ、こちらのリーフレットには“¥20,000”と価格が2万円であるかのような表示がある。こちらもあくまでコンセプトモデルとしての展示であり、発売するかどうかは検討中とのこと。
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