次期衆院選の前哨戦となる東京都議会議員選挙が3日告示された。定数127に対し、220人前後が出馬を予定している。与野党各党は総力で臨む方針で、自民党が都議会第1党の座を維持し、公明党と合わせて与党で過半数の64議席を確保できるかが最大の焦点。5日投開票の静岡県知事選とともに、選挙結果は、都議選後の速やかな衆院解散を模索する麻生太郎首相の戦略や自民党内の「麻生降ろし」の動きにも影響を与えそうだ。投票は12日で即日開票される。
立候補者数は過去最少だった2005年の前回(220人)並みで、競争率約1.7倍の少数激戦となる。
1969年から続く都議会第1党の維持を目指す自民は、58人の公認候補を擁立。千葉など3政令市長選で公明と推した候補が敗れており、首都での戦いで踏みとどまり、巻き返しを狙う。公明は公認23人全員の当選が目標だ。
前回選挙で19議席から35議席へと躍進した民主党は、党本部主導で候補を増やし、自民と同じ58人を擁立。推薦と合わせた候補者は64人で、目標だった定数の過半数とした。前回に続き議席を大幅に伸ばして自民から第1党の座を奪い、政権交代が懸かる衆院選に弾みを付けたい考えだ。
共産党は現有13議席からの上積みを狙う。地域政党の東京・生活者ネットワークは5人を擁立したが、衆院選の前哨戦と位置付けられ、埋没することへの危機感を強める。議席復活を目指す社民党は2人を擁立した。

